まほろまてぃっくは脱カルト・青年 期の終わりがテーマだった


2007/07/01 18:14

セイントという宇宙人の指令コンピューター・マシューは、いくらでも記憶を改ざんが可能。以下の文章だと解り 難いので改正版へ

もしかしたら、開発担当者であるマホロ・マシュー・フレイ・レイ博士が実在の人物かわかりません。

 

ただこれだけ言えるのは、マ シューは人間のように考えられるコン ピューターです。人型ロボット(アンドロ イド)となり、まほろはマシューの分身です。まほろの記憶や体験したことは、マシューも同じ記憶と体験し たことになるます。

 

マシューの使命は、(自分達の信じている教えを他の惑星に住む人たちに伝える事だった)数千年間も宇宙 をさまよい、それに悲観するものが多すぎる。そのため使命を変えることになり、セイントの教義を全て削除し次の世代に一切伝えないで宇宙をさまよったので す。


マシューが少年である優の元にすぐ来てくれれば良いのではないかというと、実は、こ うなると「まほろまてぃっく」の本来のテーマからずれてしまうから、20年と言う時間が必要なのです

 

美里優の孤独で殺伐した生活20年とは、脱カルト青年を象徴しており、カルト宗 教から目が覚めるのが、30代という年齢層が最も多く、カルトを脱した時に生き方が変るのです。「まほろ」と言う意味は、ほんとうの理想の社会 (1000年王国・神様が支配する理想の世界)、より良い未来への希望がテーマです。まほろとの出会いからの楽しい生活は、楽しいイベント たくさんあり、うわべだけの友情の、たのしいカルト宗教信者生活です。

 

まほろがいなくなったのは、マインドコントロールの必要性が無くなり、粗末にされ仲間はずれになり、最 後には何らかの憎しみなどに苦しむカルト信者の心の状態です。

 

それを救うには復 活した安藤まほろとの再会です。「復活した」とは、キリストの復活を文字通りに象徴しており、それを受け入れる事によっ て、どんな罪人でも救われると言う、潜在的な意味でのクリスチャンアニメだったのです。何故ヌード描写が多いのか、キリスト教とかフリーメイ ソンや宗教的なものではないという隠 れ蓑なのです。

 

 

個人的には「まほろまてぃっく」とは元カルト教団の信者が、まともな正統派キリスト教会に通い 主イエスキリストの復活を受け入れる事で、救われるたとえ話です。宗教色が強いアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とは違った角度から描かれた宗教的なSFア ニメなのです。

 

そのように考え解釈するのは自分だけかもしれないですが。

 

 

アメリカ製カルト宗教はフリーメイソンの影響を多々受けている物が多くあり、管理者のモデルがメイソン なのです。単なる秘密結社だと不味いので、武 装化した秘密結社にし女性の メンバーもいるので女性でも参加できるようにしているのです。(実際はフリーメイソンは男性だけしか入会できないで す。

 

 

 

な お、追加事項で、世紀末にはまともにカルトを信仰しないで、美味しいところだけ食べて、気に入らない物は残すと言う宗教態度を取るのが、ドラマCDの「ま ほろまてぃっく」であったり、4コマ漫画の「スーパーメイドちるみさん」(これもドラマCDだけ)のギャクだけの世界観なのです。

 

最終回で多くのまほろファンが不快感を感じたのは、ある意味ではそれだけみんな真面目に観ていたため、 ある意味ではGAINAXの戦略が成功したのです。「まほろまてぃっく」は後世に残すつもりなどGAINAXにはないのです。「エヴァ」と「ナディア」さ え残せば充分なのです。その意味では使い捨てアニメなんでしょうか?それではあまりにも悲しいです。

 

アンドロイドとの共存未来社会では「ちょびっツ」を知っていても、「まほろまてぃっく」は知らないと言 うことになるのではないかと思います。ぜひとも、この作品は後世に残しましょう。

 

 

 


まほろま てぃっく第一話「紫陽花の咲く庭で」末期症状のなごり。 2007/06/30 16:49

まほろまてぃっくの第一話でバスジャックの話がありましたが、これには比ゆ的な意味があ り、 バスの運転手にさえ話しかけたり乗客に布教活動を行う末期状態のカルトな宗教信者の姿なのです。

 

そもそも、まほろまてぃっくとは、宇宙宣教団の成れの果てで数千年か数万年もの宇宙をさまよったが、いつまでたっても生命のかけらでさ え見つからない。宇宙 宣教団のメンバーの脳を弄り、神様に祈りが聞き届けられる理想の祈りの脳波を作り出して数千年間、それでも知的生命体の存在が見つからない、そのまま銀河 の 果てでダークマター(宇宙のチリとなり)として永遠に彷徨うことになるかどうかで、メインコンピューター・マシューは宇宙船内のセイントの乗員の信仰心を 失い地球という惑星を見つけた時にには、伝えるべきメッセージを全て削除して何かを伝えるものが失われ、セイントの乗員全てが誰もかれも伝えるべきメッ セージを忘れてしまっているのです。地球に到着した時には伝えるメッセージが失われたしまったのです。

 

ただ身体で覚えたことだけが潜在意識に残っており、それがバスジャック事件という、社会の常識を一切無視した布教活動の名残なのです。

 

セイントがいた惑星では、「お客さんここでは宗教の話をするのはやめてください」と言えば、それを無視して「アナタは神ヲ信ジます か?」 と言い「いい加減にしろ!」と運転手が怒鳴れば、次には他の乗客にも布教するのです。

 

そのような末期症状なので、カルトが酷くなれば、現代科学でも火星まで人間を宇宙に行かせる事は既に可能なのです。本来なら現代の科学 力でも月面基地や 巨大な宇宙ステーションを建設可能なのに、それをやらないのは、もう超大国の経済力がなくなり、全てが軍事産業や新兵器の開発に予算を投じているからで す。

 

アポロ以来から現代にいたるまで、もし宇宙開発が進歩していたら「プラネテス」の世界観にあるような多くの人が今頃は普通に宇宙に行け たと思います。

 

まほろ(マシュー)がいた世界では科学レベルは現代と同じ程度で既に惑星基地が建造されていたと思います。

 

バスジャックとはバスの運転手に運転中に怒鳴った腹いせで、目隠しをしたりする場合もあり、セイントがいた惑星ではバスの事故がたくさ んあったと思います。

 


気がおか しくなる!  2007/05/02 01:16


自分が始めて描いたSF小説「まほトロ物語」とはその原型は

 

1999年で、まだロボットに興味が無い時に信仰深い人たちが宇宙人へ布教するために、UFOでなく核 パルスロケットで銀河系にあるあらゆる惑星系に訪問するための物語が原型です。

 

宇宙船の先端には高エネルギーレーザー光線銃が装備され、1mm以下の隕石でも蒸発させないと、超高速 度の宇宙船が破壊されるのです。

 

なお苦業僧の宇宙飛行士でも、周囲360度は星だらけで外を見るだけでも気が変になりそうなのです。耐えられないストレス回避に脳の 幸福感や感情を司る部分に電極を差し込んだり、その部分を刺激してストレスを軽くさせたり、さらにサイボーグ化により強烈な宇宙線から身を守るなど、本気 で恒星間飛行を夢想していました。

 

その意味で宇宙開発には興味を持っているわけです。

 

 

「まほろまてぃっく」では名言『えっちなのはいけないと思います!』とは、たぶんセイント(聖なる人・ 清い心の人)というから、原作8巻最終巻がでるまでは、宇宙宣教団の成れの果てだと思いました。

 

すなわち、

あちこちの恒星系で地球そっくりの惑星をみつけ続けても、生命のかけらさえも見つからない、数千年、数 万年も宇宙をさ迷った宇宙宗教宣教団の成れの果てだと思いました。

 

そこで矛盾が出てきたのが、人間が人間の心を持った機械を創ることは神様への挑戦とみなす、「まほろ= マシュー」の存在ですが、自分では、まほろ=マシューとは、擬似的 に人間の心を持った人工知能の人型端末・アンドロイドであるから、むしろ、どんなに科学が進歩しても人間の心は創れないことを実証させると いう積極的な意味で解釈をさせました。それに よって神様の偉大さを実証できるわけです。

 

2003年にLYCOSの日記サイトで、毎日のように「まほトロ物語」をコツコツ書き込んでいました が、なんとLYCOSが楽天と合併され日記サイトは閉鎖されました。

 

バックアップを取らな かったのが最大のミスでした。

 

概略は、セイント歴1968年12月10日某巨大工場があるT社にボーナス支給をする車を強奪した事件から物語が始まり、そのお金を、 鮫島というセイント教団の信者が獲得し、セイント歴1979年にテヘラニア帝国に鮫島がその資金を使い宗教禁欲主義革命を引き起こし、隣国サドニア共和国 が革命輸出に危機感じ両国の100年戦争をしたため、資源や食糧問題が起き全世界の大部分の国が一致協力し人類の危機を科学力で克服し、約300年で恒星 間飛行ができるレベルに到達した。

 

セイント歴2335年、一機の恒星間宇宙船が太陽系の最も外側の小惑星から飛び立ったところで終わらせました。

 


メイドも ののきっかけとは「スーパーメイドちるみさん」 2007/02/22 23:26

メイド漫画=ギャクと言うのが刷り込まされたのが「スーパーメイドちるみ さん」です。

 

自分にとってメイド漫画をはじめて知ったのが「まんがタイムきらら」で連載作品を観てのめりこみまし た。

破壊壁があるメイドですから、いくら収入があっても足りないと言う事から、謝金メイドもの「これが私の 御主人様」という漫画やアニメが作られ、それをパックり大企業である小学館がバックアップしたのが「ハヤテのごとく!」なんです。「スーパーメイドちるみ さん」は、借金メイド・執事の原点なのです。

 1999年に、まんがタイムジャンボ連載開始して、一時は休載したが、現在は、まんがタイムスペシャルで連載中です。要す るに、「まほろま てぃっく」の直系に当たる作品です。

 


で、、メイドというジャンルでSFが描けるアニメで一種のカルチャーショックを受けました。

これが「まほろまてぃっく」が2003年にTBSチャンネルで一期目が再放送されていたからです。

 

「まほろまてぃっく」二期目はDVDを買い集めて、最終話の驚愕な内容については、某巨大匿名掲示板で 免疫ができたため、最終話を観ても、それほど落ち込 まなかったです。

 

比較するのはいけないと重々承知していますが、

むしろ、同年に放映された「AstroBoy鉄腕アトム」は、あれは正直言って作画や脚 本は完璧だが、天馬博士の描写が気に入らないため、次第に見る意欲をなくしました。親子関係というよりも 奴隷と主人との関係で、旧シリーズみたいに天馬博士を頻繁に出さなければ今でも「アトム」ファンだったと思います。なんか、奴隷と主人との関係を強調しすぎ、他のテーマがぼやけてしまい、結局、ほとんどのDVDと単行本を中古店に売 りました。まだ、いろんな世界観がある「まほろまてぃっく」のほうがいまだに好感がもてます。(個人的には手塚治虫先生の「鉄腕アトム」とは全く異なるほ ど原作の跡形が無いほどの別作品だと思います。)奴隷との関係を重視した物語で、何か家族から阻害され、親子と言うより主人と奴隷、親が口うるさい上司に描い たため家 庭環境に恵まれない若者たちを機械扱としてみなしていしているようで、そのへんが気に入らな くなりました。

 

「まほろまてぃっく」

アニメ1期第四話を観て、なんて天然ボケメイドなんだろうか?と思っ たら 実はアンドロイドで、蟹型ロボットが海水浴場に襲来したときに、戦闘用アンドロイドとしって驚きました。

 

一期目は SFとギャクが微妙にバランス取れたが、二期目(〜もっと美しいもの)は、ほとんどギャク路線で前半は良かったが、最後のほうでシリアス路線になり、いき なり原作よりも先に結末を出したのが不味かったと思います。

 

 

 

で、個人的には、ちるみさん影響で、ドラマCDも楽しませていただい ています。

 

 

 


 

 

 戻る