人工知能(Artificial Intelligence、AI)
現在でも、高性能の電気製品から惑星探査機まで既に実用化しております。コンピューターは基本的には、プログラム(あらかじめ決められた命令)に依存して
いるため、機械そのものが、決められた命令以外の状況になっても対応できないが、人工知能の場合は、なんらかのアクシデントがあっても、それを解決できる
能力を持った進化したコンピューターです。パソコンなどは、プログラムに依存して人間がキーボードやマウスで操らないと、いつまでたっても、何もできない
が、人工知能の場合は、人間が操らなくて自動的にも自分ので判断でき、人間が操らなくても目的遂行が可能です。
なお、近未来的な視野では、SFのように人間と同じような心を持つというのがあるが、実は、もしそのような物を作られたら、使う側の人間にとって都合が悪
い事が多々あるので、いくら科学が進歩しても、そのような人工知能は作らないと思います。
AIチップ
パソコンのCPU(中央演算処理装置・コンピューターの心臓部)よりも進化したチップ(集積回路・小さな箱に膨大な回路が蓄積した電子部品)。これ
は、近未来的なものSFに出てくる(「機動戦艦ナディシコ」に出てくる『重い鐘』など、「攻殻機動隊」の脳内マイクロマシーン”脳に埋め込まされた超小型
のコンピューター”)ものです。
オメガ因子
架空の装置。AIチップをさらに進化させ、人間そのものの心を人工的に作られたもの。「鉄腕アトム」の原作単行本「アトラスの巻き」にでてくる「人間の邪
悪な心」を持ったロボットの行動を決めるもの。「鉄腕アトム」の場合、アトムら人工知能ヒューマノイドロボットらは、人間にとって危害を加えないために、
あらかじめ「ロボット三原則」を守るように設計されているが、オメガ因子が付け加えられると「ロボット三原則」は無効とされ、人間に危害を加える事ができ
る。それを悪用して、ロボットを使って復讐のために使う人間もいることがありえる。なお、架空の装置である。
ヒューマノイドロボット
現実にあるロボットでは、ホンダのアシモで、人間のように二足歩行ができ行動ができるロボット。意外と人間のような二足歩行は技術的には難しいので長年の
研究の結果、やっと実用化した段階である。
ロボット三原則
人間に危害を一切加えないための、人工知能搭載ロボットの制御プログラム、または装置のこと。
1条・人間に暴力や殺人を犯してはならない。器物を破壊行為をしてはならない。
2条・自己を守らなければならない。
3条・上記に違反しない限り、人間に服従しなければならない。
ロボット三原則には、既に多くの矛盾点があるため、近未来のロボットを作るため議論され、将来でてくるヒューマノイドロボットやアンドロイドなどは、それ
に適応される可能性は少ないと思う。
アンドロイド
人間そっくりで、人間なのかロボットなのか区別できないほど似ているロボット。本来の意味は「男性もどき」と直訳され、女性型の場合は「ガイノイド」と呼
ばれるが、一般的には女性型と男性型を一緒に「アンドロイド」と呼ばれる。
上記のヒューマノイドロボットと違い、人間そっくりなため、近親観があり、コミュニケーションが取れやすい。なお、極力、人間そっくりだけなら現代の技術
でも可能だが、動作が人間そのものにしなければならず、機械的な不自然な動きだと、とても不気味なもの、ゾンビのように感じられる。そのため人工筋肉な
ど、モーターを使わない滑らかな動作ができる部品を使わなければならない。
脳マシンインターフェイス
考えただけで、あらゆる機械を動かす技術の事で、脳外科手術で脳に超小型の装置や電極を埋め込み、自分の身体以外の機械類を操る事ができる。上半身付随・
首から上が全く動かない人が極力不自由しないで暮らせるようにする技術です。
サイボーグ
事故などで、身体の一部が失われた人が、健常者のような生活をできるために、人工的に作られた肢体。人間の脳からでる神経からの信号を受信して動く事がで
きる。それを取り付けた人。近年、差別用語の一つとされることがあるので、使い方には極力気をつけなければならない。
パラレルワールド
二重予定説の対義語。人間一人のその場の自由意志の数だけ世界があるという概念。無限に並行宇宙が存在する。
二重予定説は時の初め、天地創造以前から全知全能の神様によって、全てのことがあらかじめ決められており、人間には自由意志があるようで実は神様からみれ
ば自由意志は全く存在しないと同じことになる。
そうなると、人間もプログラム通りに動作するメカとなんら変わりがなくなり、人間の尊厳を脅かす危険性がある。なお、キリスト教の長老派系(カルバン派)
の主流の教えであるが、ファンダメンタルな教派では、個人の自由意志があくまでも存在しているとみなされているので、その場の状況判断によって、未来に影
響を与えることになり、もしかして未来は無限に存在すると言う仮説である。
タイムトラベル
自分の意思で、自由に過去や未来に行く事。現代の技術では不可能。SFに頻繁に使われる。
ワームホール
時空の近道。宇宙のどこかにあると考えられるが、現在の段階では発見されていない。ブラックホールが有力視されている。光でさえ吸い込まれるほど強烈な重
力のため、どんな頑丈な宇宙船でも確実に破壊される。
ナノテクノロジー
10億分の1ミリくらいの極超小型の機械や部品を作る技術。医療などに応用されるなど可能性が高い技術。
フレーム問題
人間そのもののような人工知能を作るときに起きる現象。コンピューターの性能が向上すればするほど、その現象が頻繁に起きる確率が高くなる。
思考に無限の時間がかかる現象。あらゆる可能性を人工知能が考えてしまって、無限の時間がかかる現象。たとえば、外に出たら隕石が落ちてくるとか、人間の
思考なら考えられない事が、機械では無限の状況を想定してしまい、そのために、思考し判断するには無限の時間がかかるため、ある意味ではまったく停止した
と同じことになる。そのため、人間そのものの心が作れない最大の原因である。
倫理科学
過度に進歩的な科学技術への弊害を警告すること。倫理的に逸脱した人体実験や、社会を混乱させるような新技術、または戦争に使う大量破壊兵器の開発など。
その研究費は莫大なため福祉や社会保障を後回される危険背がある。倫理科学は軍事技術に予算を優先させる研究を反対し批判する事である。慎重で緩やかな科
学の進歩が理想的だという思想。
DNAコンピューター・量子プロセッサー(次世代コンピューター)
現在のコンピューターは、0と1のみのデジタルな記号のみでコンピューターが稼動しているが、将来的には、0と1のみでなく、より効率的なコンピュータへ
と進歩すると予測できます。
DNAとは生命体の設計図とほぼ同じ物を人工的に作り出し、それをコンピューターの技術に応用した物。量子プロセッサーとは電子のランダムな動きを利用し
たコンピュータで、両者とも現在のデジタル・コンピューターに比較にならないほど高速度の計算が行える。
スペースデブリ問題
現在、地球の周りには1万近くの人工衛星が周回しており、ほとんどが寿命が尽きたものです。人工衛星の残りの燃料が爆発して、その破片が別の人工衛星に
衝突して分解し、さらに別の人工衛星に衝突するという繰り返しをするので、人類が宇宙進出の妨害になります。最低でも秒速8キロなのでピストルの弾丸より
も早いので、たとえネジひとつでも宇宙飛行士に当たったら即死。宇宙船に衝突したら貫通して破壊される。そのため、将来的にはロボットか人間が直接
宇宙に行って使えなくなった人工衛星を回収するしかないのです。
地球外知的生命体
現実上、SETI計画で電波望遠鏡などで人工的な電波を探しているが、数十年間も行ったがいまだに人工的な地球人類外の人工的電波は一度も発見されていな
い。
そのため、仮に知的生命体が銀河のどこかにいたとしても電波を使わない文明があると思うので、将来的には太陽系以外の地球型惑星から出る、微弱な赤外線
(焚き火など)や、それとも情報を伝えるレーザー光線などを見つけるほうが現実的ではなかいという意見もある。
さらに人類と異なる構造をした体型や思考があるため、人間とは異なる姿であるかも知れないし、また、思考や知性が当然違うので、言語の概念がまったく異な
ると思われる。
ある人たちは既に地球に宇宙人が来ており、その証拠にUFOという人類では作れない未知の乗り物で飛来したと主張する人たちがいる。
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