前回21話がテンポ良く時間が短く感じた反動なのか、それと比較してしまったのか、なんか、やや退屈な雰囲気がありまし
たが、でも内容的には、温かみを感じました。
ゆきのが夜、森の中を歩いていたら、青い鳥が飛んでおり、その証拠に青い鳥の羽を手に入れて、翌朝、すずを青い鳥を見つけに誘った。
行人は、撒き拾いに行くのですが、いつも すずと一緒に行動するため、すずがいないのに、撒き拾い中に、何故か、すずかいるとおもって話しかける行人。
このエピソードで、行人は、すずに別れを告げると思えるような言い方をして、すずは、かなり悲しんだとおもいます。だから、アニメの行人は、
激ニブチンなんです。
自分だったら思っても、たぶん、あのような言い方はしなかったと思います。
というか、行人は実は、それほど、すずへの愛情は薄いのではないかと受け取れます。
頻繁に鼻血を噴射させられるは、しつこくお風呂を一緒に入ろうとする、それに、行人は、普通の男子よりも異性に興味ない。むしろ、すずの存在自体が
うっ
とうしいのじゃないでしょうか。
だから気を使わず、行人の口から、つい本音が出たと思います。
で、倒したい相手とは、自分の父親なんでしょう。
個人的にはキャラ的には、行人は、す
ぐキレるし、へんに良い子づらするので、あまり好きでないです。むしろ「これが私の御主人様」の
中林義貴のほうが親近感を感じます。
すずと ゆきのが森の中に入り、青い鳥を追いかける。
ゆきのの青い鳥(本性、原作と違いやや薄い紺色)を追いかけるとき、ゆきのの脚は人間とは思えないほど早い。アニメで動きを極端に早く描かれているので
は。
で、崖から落ちて、深い穴へ、ゆきのたちが落ちる。
すずは、ゆきのを、どこに入れたか知れないが、さくらんぼうを、ゆきのたちにあげて慰める。
行人が、すずの家に帰った時、すずがいない。
心配になった、行人。探しに行く。
雨が降って、ゆきのやすずの匂いが流されてしまうとき、青い鳥が現れる。
青い鳥で行人が、すずたちを見つける。
最期にメインのヒロインたちが登場しましたが、無理やり登場させたように感じます。
最期に、行人はすずに「家族だから」というので、やはり、すずがいない家は寂しい物だと実感したのではないでしょうか。
なんか、物語としては、他人同士なんですが家族の絆みたいなものが描かれており、行人がラストのオリジナル脚本では、どちらをとるか葛藤(迷い)を感じる
かもしれません。
たぶん、幼女みたいで羞恥心のかけらがない、うっとしい すずよりも、妹の美咲を選ぶかもしれません。たぶん何らかの方法で行人と美咲と一緒に日本に帰る
とおもいます。
ということで、男性がいなくなった藍蘭島は、そのまま絶滅へと向かうとおもいます。
二期目は、原作からまだまだ、アニメ化できるエピソードが多々あるが、仮に好感もたれるラストでも、たぶん作る余裕がないと思いますので、二期目は作られ
ない可能性がとても高いと思います。
行人が日本帰ったら、もう藍蘭島に戻る事も無いとおもいます。
Last updated 2007.09.08 19:00